ここでは株式会社ココルポート(旧Melk)の評判についてやサービスの内容を徹底解説していきます。
ココルポートについてはどこまでご存知でしょうか?
わからない人に対して簡潔に説明していくと、「就労移行支援」をサービスとして行っている会社です。
就労移行支援とは、いわば障がい者の就職をサポートする会社で福祉関係の仕事です。
では、そんなココルポートのサービスの評判はどんなものなのか?
どんな特徴があるのか?ということについて今回は解説していきたいと思います。
ココルポート(旧Melk)とはどんな会社?
ココルポートについてまずは会社の基本的な情報についてです。
そもそもココルポートが主に行っている就労移行支援についてもあまりよく知らない人もいるでしょう。
そのあたりも含めてココルポートについて調べてみました。
株式会社ココルポート ≪会社概要≫ | |
会社名 | 株式会社ココルポート【旧:㈱Melk】 |
設立日 | 2012年1月5日 |
資本金 | 1億8,313万円 |
従業員数 | 約250名 |
本社位置 | 〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2-5-11 りそな川崎ビル4F |
連絡先 | 電話番号:044-201-8474 FAX:044-201-8475 |
会社の規模としてはそんなに大きくありません。
ですが、250名を超える職員を抱えているので小さいとも言えません。
中規模の会社だといっていいでしょう。
本社拠点は川崎にありますが、全国に50を超える支部を持っているので割と幅広くやっているといえますね。
※就労移行支援サービスとは
では、ココルポートが主にやっている「就労移行支援とあはどんなものなのか?」というのを見ていきましょう。
就労移行支援というのは簡単に言うと、「障碍者の就職のための専門学校」のようなものだと思っていいです。
障害を持っている人だと一般就労がなかなか厳しかったりしますよね?
そんなときに頼りになるのが就労移行支援です。支援を受ける障がい者をとレイニーといい、実際に職業訓練を受けるわけです。
訓練内容は施設によっていろいろありますが、パソコン技能やビジネスマナーといったものを身に着けるためにここで日々訓練を行うというわけです。
訓練は法律によれば24カ月間受けることができ、それ以上受ける場合は市町村の審査が必要です。
就職までを支援すると勘違いされる人がいますが、実は就職までをサポートするだけというわけでもありません。
もちろん就職をするまでも手助けをしますが、就職後も就労が定着できるようにサポートをするのも就労支援というものです。
就労継続支援と混同しやすいですが、これとは全く違うものです。就労継続支援も福祉サービスの一環ですが内容は大きく異なります。
詳しくはこちら↓
ココルポート(旧Melk)の評判と口コミを集めてみた!
ココルポートについてはいろいろとコメントをされているので、ネットや利用者を集めてみました。
こういう障がい者支援の会社は良いこともありますが、悪い意見もたくさん出るのが通例です。
あまり見かけるものすべてを参考にするのはどうかと思いますが、それでも重要な意見なので一部取り上げてみました。
公正にするためにいい意見と悪い意見の両方を集めてみました。
【ココルポートの良い口コミ】
現在の特例子会社に就職しています。なぜここに決めたのかということは障碍者に対して理解のある会社だからです。 私は統合失調症を発症してしまい一般企業への就職をあきらめていました。そんな時に出会ったのがココルポートです。 ココルポートでの訓練も役に立ったと思いますが、自分の生涯についてスタッフの人が寄り添ってくれて解決策を一緒に考えてくれたのが何よりも大きいと感じています。 また、就職についてもよく乗ってくれてどんな会社を選んだらいいのか?面接ではどうすればいいのか?ということまでも面倒を見てくれました。 入社してまだ間もなくといったところなので、何とも言えませんがうまく適応できていると自分では思います。 ココルポートでは様々なことを教わっていましたが、それらがすべて役立っているという実感があります。本当に思い切って相談してよかったと思います。 同じ障害を持っている方で職業のことで悩んでいるならココルポートで相談に乗ってもらうのがいいと思います。
就労移行支援というものを以前は知りませんでした。それを損だと思っています。 ココルポートを知る前は、就労継続支援B型の事務所を利用していました。ここで作業していれば就職活動のための足掛かりになると思っていたからです。 しかし、やれどもやれども普通の就職というのはなかなか難しいという現実があり、相談もたくさんして意欲があるといっても「現状では難しい」の一点張りで就職から遠のいているような感じがしました。求人情報もまともにないので、もはや心が折れそうになり、それが原因で体調を崩してしまったこともあります。 ハローワークも使っては見ました。しかし、やはり資格や経験などがそれ相応のものが求められていることがわかり、断念。 やはり、「普通の就職先は無理なのでは?」と頭をよぎった時に、偶然ココルポートの広告を見て参加してみることにしました。 ココルポートは近くにオフィスがあったので、休みなく通いました。それこそ、よほど対象が悪くならない限り通い続けました。 以前はパソコンを全く使えませんでしたは、ワードやエクセルという基本的なパソコン技能はほぼ問題なく使えるようになりました。 また、人と話すことが今までは苦手でしたが、コミュニケーションを学ぶことができたのは大きかったです。
ココルポートには広告を見て足を運んだのがそもそものきっかけで、学校みたいなところというのが初めて行ったときに思ったことです。 最初はそれほど興味を持っていたわけではありません。就職に必要だったからというのが正直なところです。 たまたま、通っていた病院の主治医の方がココルポートの存在を知っていたので、そこから行きついたわけです。 後天的に体に障害を負ってしまい、前職はそれでやめざるを得ませんでした。そこからなかなか就職活動がうまくいかずに何かしなければという思いからココルポートを利用しました。 二年間のトレーニングの末、ついに再就職に成功!なりゆきで通い始めていましたが、言って正解だったと思っています。
【ココルポートの悪い口コミ】
2年ほど前にココルポートで就労訓練を受けていました。 現在では無事に一般就労で働いています。 お世話になっておいて言うのもなんですが、少し気になるところは多々ありました。 あまり職員の方に意欲を感じなかったところです。こういうところで働く人には信念をもって働いてほしいというのが本音です。 少しビジネスライクな感じがしました。
今現在ココルポートで就労支援を受けています。今年で30になり就職について本気で考え始めて入りました。 本当に一部のスタッフさんですが、態度があまりよくありません。 いろんな人が集まるので半ばあきらめていますが、それでも気になるものは気になります。
カリキュラムに関しては非常によくできていると思います。 トレーニング内容も豊富で就労支援という意味では役に立つことは間違いありません。 しかし、障害の重度にかかわらず集まるので一部のとレイニーの人のマナーが悪く気になります。 ある程度、厳選してもいいかなというのが正直な感想です。 あまり同じ立場の人を悪く言うのは心が痛いですが、すごくマナーの悪いとレイニーもいて一緒に訓練を受けたくないほどです。
ココルポートの評判を総括!
良い意見も悪い意見も両方利用者の声ですが、内容はバラバラですね。
少なくともココルポートに関しては具体的に悪い評判というのは目立ちません。
あったとしてもサービス内容とはほぼほぼ関係ないようなものばっかりなので、少なくとも利用を検討している人にとっては悪い話でもないでしょう。
となんだかんだ言っても就労支援というのはうまくいいっている利用者ばかりで、悪い意見は気になったところという感じですね。
ただ、就労支援というものの性質上、やはり職業に過度に奉仕精神を求めてしまっているんだなと感じます。
確かに障碍者を支援している施設で、あまりやる気を感じられないスタッフが1人でもいるときになってしまうかもしれませんね。
しかし、それを言い始めたらほとんどの団体で言えることですからある意味仕方がないことかもしれません。
就労支援は就職ではなく、訓練なので合わないと思ったら場所を変えるのも手でしょう。
ココルポート(旧Melk)が選ばれる理由~4つのポイント~
ココルポートの他にも就労移行支援の会社はあります。ただ、利用者が多く規模もそれなりに大きい会社です。
その中でもココルポートが選ばれるというのはある理由があります。
受けられるメリットが主に4つあります。
①トレーニング内容が豊富!
ココルポートは就労移行支援なのでトレーニングができるわけなのですがその内容が豊富です。
基本的にトレーニング内容というのは全会社同じではなく、会社によって特色がでます。
そのトレーニング内容についてですが、ココルポートでは様々な種類のトレーニングを受けられるのであらゆる職種に対応できるスキルが手に入るというわけです。
ココルポートで受けられるトレーニングについては以下の通りです。
パソコンスキルはどの職場でも使うタイピングの練習からWordやExcelといった技能をトレーニングします。これでオフィスワークができるようにするというわけです。
それだけではなく、肉体労働ができるように軽作業や運動という体を動かすトレーニングを行うので、ブルーカラーもホワイトカラー志望者も参加することができます。
さらにどの職場でも必要なビジネスマナーやコミュニケーションのためのグループワークがあります。
仕事ですから黙々と個人の技能だけ磨けばいいというわけではなく、やっぱり重視されるのはコミュニケーションスキルです。
さらにトレーニングを受けるだけではなく、就職活動の支援も行ってくれるます。
面接準備からエントリーシートの書き方まで相談に乗ってくれるので、スキルを身に着けて終わらないというところがいいですね。
②障害の程度や種類に撮る縛りがない
就労移行支援は、法律では基本的には障碍者を対象としたサービスということは定められていますが、サポート対象は会社によって少し違ったりします。
特に障害者の人は軽度の人もいますが、重度の人もいるので対象が限られている場合があります。
しかし、ココルポートに関しては縛りが緩いので、重度の人でもトレーニングを受ける資格があります。
対象者を以下のように定めています。
若者だけではなく、中高年の人までサポート対象に含まれています。さらに障害は肉体・精神を問いません。
就職活動でいい返事がもらえないほど難病を抱えている人はここで技能を身につければ答えが変わるかもしれません。
ちなみに利用者の障害や年齢別のデータは以下の画像の通りです。
③実績や就職成功実績が多い
なんだかんだ言っても、ココルポートは実績や経験者が多くを語っています。
就職活動や就職の定着に成功した実績が多くあるのが何よりも利用者が選んだ理由だと思います。
具体的な成功事例を見ていきましょう。
2012年に開業した会社ではありますが、最新のデータでは900名を超えるほど一般就労への就職に成功した人がいます。
一般就労への就職の大変さについてはご存知の人も多いでしょうが、すでにこれだけの数字が出ています。
そして、定着率というのは就職後6か月間で退職をしていない人のパーセンテージです。
81.1%という人の人間が就職後に無事に職場に定着して働いています。
この数字は就労支援業界では群を抜いて優秀なので、ココルポートを選ぶ気持ちもわかります。
④ココルポートならではの特典もある
就労移行支援は会社事務所によってサービスが異なり、それぞれ独自のカリキュラムやトレーニングをしているところがあります。
また、特典となるサービスをしているところもあり、ココルポートの特典はかなり熱いです!!
以下の特典がココルポートにはあります。
ココルポート(旧Melk)の2大特典 1.通所交通費応援制度 2.ランチ(弁当)応援制度
通所交通費応援制度とは、その名の通り月に1万円までの交通費を支給するという制度です。正式な利用開始日から利用可能な特典であり、近くの事務所なら交通費をかけずに通所することができるということです。
ランチ(弁当)応援制度とは、非常に素晴らしいサービスで昼食をココルポートの事務所で無料提供してくれるというものです。ただし、午前から午後まで通所している人や正式利用を開始した人のみという条件があります。
上記の特典があることで、ココルポートに通所する人は就労移行支援サービス以外の自己負担も0にすることができます。
ココルポート(旧Melk)をおすすめできるのはどんな人?
ココルポートの特徴についてはいろいろありますが、メリットとしては上記の通りです。
ただし、誰でも彼でも利用すればいいというわけではありません。やはり、相性というのはありますし効率性というものを考えなければなりません。
そんなココルポートの利用をオススメできる人は以下で1つでも当てはまっている人です。
こんな方におすすめ
- 就職活動をしているが障害が理由で上手くいってない
- B型事務所で就労しているが一般就労にチャレンジしたい
- 働く意欲がすごくある
- 近くにココルポートの事務所がある
- 他の就労支援サービスを受けているがうまくいっていない
これに当てはまるというのであれば、ココルポートを利用する価値はあるでしょう。
一般就労への道は現状ではなかなか自分だけでは厳しいのが現実です。
ただでさえ、健常者が就活で苦労をしているので障がい者は大きなハンデを背負っているといってもいいです。
しかし、それを嘆いているのでは一向に話が進みません。とにかくチャレンジしなければどんな道も開けないんです。
現状をどうにかしたいというのであれば、一度ココルポートの見学を覗いてみましょう!
ココルポート(旧Melk)の事務所【Office】へのアクセス
実際にココルポートで就労移行支援を受けるには事務所(Office)に行かなければいけません。
関東を中心に展開していますが、各地にOfficeがあるため自分の家の近くでアクセスのよいところを探しておきましょう。
Officeのほとんどは駅から徒歩10分圏内のところにあります。
【ココルポート】千葉県Office
【ココルポート】東京都Office
【ココルポート】神奈川県Office
【ココルポート】埼玉県Office
【ココルポート】福岡県Office
ココルポート(旧Melk)の利用者からのよくある質問
ココルポートの利用する上で、疑問点がいくつか残るという人がいると思います。
そこで、ココルポートでよくある質問と回答もまとめてみました。
ここであらかしめサービスについての疑問を払しょくしておきましょう。
利用料金はかかるんですか?
ココルポートでは利用料金がかかる人と自己負担がまったくない人がいます。
本人の前年度所得や家族の所得に応じて決まります。基本的にココルポートでは9割を超える人が自己負担なしで受けています。
詳しい料金については下記を参考にしてください。
区分 世帯収入状況 負担額/月 生活保護 生活保護受給世帯 負担なし 低所得 市区町村民税非課税世帯(注1) 負担なし 一般1 市区町村課税世帯1
(所得割16万円(注2)未満)
※入所施設利用者
(20歳以上、グループホーム・ケアホーム利用者を除く)9,300円 一般2 上記以外 37,200円 (注1)3人世帯で障害基礎年金1級受給の場合 収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象となります。
ココルポートを利用するのに必要なものや準備するものはあるか?
実はあります。就労移行支援というのは厚生労働省が管理していて、国からの補助を受けて運営しています。
そのため、障がい福祉サービス・地域相談支援≪受給者証≫という障がい者にとっての証明書のようなものが必要です。
お住まいの地域を管理している市役所(福祉サービス課)で発行することが必要です。ココルポートではこの受給者証の発行もサポートしてくれています。
ココルポートはどれくらいの期間利用できるんでしょうか?
受給者証の期間が2年と定められていて、ココルポートの利用期限もこの受給者証の期限と一緒で2年です。
それ以上利用する場合も、市町村で延長手続きをする必要があります。
ココルポートのスタッフってどんな人がいるの?
ココルポート(旧Melk)の公式HPをみるとスタッフ情報も結構出ています。
ココルポートの雰囲気を教えて!!
ココルポートは比較的きれいなところにオフィスを構えています。
特に調布オフィスはできたばかりなので雰囲気がいいです。
見本は下記でご覧いただきたいと思います。
トレーニングを受ける頻度は最大で週何回ですか?
本人の都合さえよければ、週に何回でも受けることができます。
逆に週一回でも午前中だけ、午後だけという受け方もできるので自分のスケジュールと相談をしましょう。
予約は一切必要ありません。
スケジュール表から自分が受けたいものをいくらでも受けられるというスタイルです。
他の就労移行支援ってどんなのがある?
他にも就労移行支援を行っているところはあります。特に有名なのは「ウェルビー」です。
ウェルビーの評判については下記でまとめています。