障害と就職

私の就職活動と会社生活について~一般雇用と障害者雇用

【私の障害特性について】

私は、自閉症スペクトラム障害という、発達障害の一つである障害を持っています。

対人コミュニケーションが苦手で、考えたことがうまく言葉にならないことがあります。

また、耳から聞いた情報を処理することが苦手で、特に電話応対や複数人での打ち合わせの際に困難を感じたことがあります。

 

【就職活動~新卒時】

新卒時は障害をオープンにせず、一般枠を目指して就職活動をしていましたが、正直なところ、就職活動へのモチベーションは低かったです。

公務員を志望していましたが、その動機も民間ではやっていけそうにないからという、とても後ろ向きなものでした。

対人コミュニケーションが苦手なため、筆記試験は通過するものの、面接で不採用になることが続きました。

当初志望していた国家公務員や地方公務員の採用試験にはすべて落ち、大学4年生の12月、とある省庁系の公益財団法人に何とか採用され、入社することになりました。

新卒の時点では障害者枠での就職は全く考えていませんでした。

 

【新卒で入社した会社について】

入社後は一般事務を担当していましたが、時おりお客様からの電話対応をすることもありました。

この電話対応でうまくいかず、お客様からお叱りをうけることがありました。

 

入社1年目の11月、研修中のとある出来事をきっかけに、私は自閉症スペクトラム障害を告白しました。

 

その後の仕事は一般事務だけになり、お客様からの電話に対応することはなくなりました。

社内での電話のやりとりは続けていましたが、私がうまく内容を伝えられないと、隣で聞いていた上司に叱責されることも度々ありました。

このような上司の叱責などにより、精神的に辛くなったため、入社1年目の冬に精神科を受診したところ、抑うつ状態と診断されました。

 

入社2年目もこのような状態は続き、3年目に入ろうかという2月、上司に呼び出され、退職したほうがよいと遠回しに宣告されました。

その瞬間、退職することを決めました。

その理由は、会社の方針として、一般事務だけではなく電話応対や外部へ情報を伝える業務もやらなければならず、そのような業務を私がこなすことは無理と感じたためです。

こうして、新卒で入社した会社を2年間で退職することになりました。

 

【就職活動~転職時】

新卒で入社した会社での経験から、一般枠で入社して仕事をすることは無理だと感じたため、障害者手帳を取得して障害者枠で就職することを目指しました。

 

心が消耗していたため、数か月休んでから、就職活動を始めました。

地元のハローワークの障害者専門の部門に出向くと、障害者職業センターを紹介されたため、そこで座学の講義や実習を受けながら、就職活動の準備をしました。

 

ハローワーク主催の合同面接会など、数社面接を受けましたが、内定には至らず、結果的には大学時代にお世話になった臨床心理士の紹介で面接を受けた、大手メーカーの子会社に採用され、入社することになりました。

 

【現在の会社について】

面接時には自分にできることとできないこと・配慮して欲しいことを会社につたえました。

そのためか、入社後も十分な配慮をされていると感じます。

 

例えば、電話応対については、内線も含めて最初の1年半ほどは全くありませんでした。

慣れてきてやれそうだと感じたので、現在は内線のみですが、電話応対も担当しています。

その他には、周囲に気を遣うことが苦手で、飲み会の場が苦手だと面接時に伝えておいたので、飲み会を強制されることはなく、現在はほとんど参加していません。

上司や先輩も障害特性を理解してくれています。

 

私を含めて3人で打ち合わせをした時に、自分だけ理解が違っていたことがありました。

そのことで耳からの情報を理解するのが苦手なことを伝えると、上司はSkype会議の使用を提案してくれ、先輩は後で自分が理解できるようなメモの取り方を教えてくれました。

色々なことに恵まれ、今の会社では3年半続いています。

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